こんにちはプリッチェです。
イベント報告や告知が続いたので、今日はちょっと違う視点でブログお届けします。
プリッチェには、ゲーム大好きな社員が何人もいますが
個人的にはゲームをあまりしないし、興味も少ない派です💦
でもゲームの”ヒット理由”みたいなものは気になりまして・・・
世界的ヒットゲーム『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』
みなさんPlayStationで展開されている『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』をご存じでしょうか?
人気ゲームクリエイター小島秀夫さんが企画・脚本・監督・ゲームデザインを手掛けた作品。
日本ゲーム大賞「2020優秀賞」も取得しているので、プレイしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
このゲーム、敵をやっつけたり、戦ったりする従来のゲームでなく。「配達」がテーマ。
人によっては、やり始めてすぐは面白さが全然感じられなかったが、50時間くらい辺りからはまった!という人も(笑)
なぜこの単なる「配達」ゲームに、こんなにみんな惹かれるのか?
小島監督のインタビューがとても興味深かったので、このゲームを通して「今、みんなが何を求めているのか」をちょっと考えてみたいと思います。
「配達」という単純な作業を通して「体験」できること
『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』には
荷物を「配達」するというこの単純作業の中に、沢山の「体験」が込められています。
ではこの「体験」がみんなの「何?」にそんなに刺さっているのか・・・
1|他者との“再接続”が多くの人に刺さる
孤立した人々が主人公「サム」の配達を通じて絆を取り戻していく物語。
パンデミック後やSNS疲れの現代人が感じる「つながりたいけどつながれていない」思いに強く響いているのかも?
2|“非対面の協力・助け合い”が体験として残る
他プレイヤーと直接会わなくても、橋や道などの構造物を共有できるシステムが、自然な協力体験を生んでいる。
これにより、「誰かを助けたいのに助けられない」気持ちの解消と、ちょっとした安心感が得られるのかもしれません。
3|“便利さと人間らしさのバランス”に対する深い問い
現代のテクノロジーは、便利だけれど、一方で色んな弊害も生み出していますよね。
例をあげると、スマホの長時間利用による健康被害など。
小島監督自身は「便利さには代償がある」と語り、
便利さと人間らしさのバランスを体験的に問いかけるメッセージを込めることによって、社会問題を考えるきっかけになっているのかも?!
今の時代が求めている「まだ手に入っていないもの」
こんなに便利な世の中ですが、今の時代が求めている「まだ手に入っていないもの」がこのゲームにはいくつも入っているのが、ヒット要因の1つかもしれません。
「モノ」が満たされた今、その先に求められているもの!きっとこんな感じではないでしょうか?
▷機能性・便利さ →実感・共感・意味
▷情報の大量摂取 →沈黙や余白、選ぶ力
▷所有 →共有・つながり・影響力
▷成功や承認 →他者への貢献、自分への信頼
▷効率 →丁寧さ・手間・結果より過程
プリッチェのイベントが今後大切にしたいこと
その先に求められているもの!
まさにプリッチェが「イベント」を開催する際に、今後大切にしたいことが沢山含まれています。
先週末は「プリッチェのがっこう」の一環として「子どもフリーマーケット」が開催されました。
子ども達が、
◇ブース設営
◇接客、お金の計算
◇目標設定
できるだけおとなの力を借りず、自分で考え体験することを趣旨としました。
参加してくれた子ども達、保護者の方からいただいた言葉から感じたのは
やはり「体験型」のイベントによる反響です。
どんなに便利な世の中になっても、自分で考え、自分の手を動かし、誰かと繋がり、助け合うことでしか得られないモノがあります。
何を持って帰るかは子ども達それぞれですが、できるだけ「多くのきっかけ」を提案できるイベントをこれからも開催していきたいと思いました。
とっても素敵なイベントになった「子どもフリーマーケット」
詳しい様子は次回のブログでたっぷりとご紹介しますね。
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